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kaji
・釣歴20年以上、富山のマルチアングラー
・年間釣行回数は150日超え
・特にライトゲーム(アジング&メバリング)が好きで型にとらわれない楽しみ方を探求
・釣って、美味しく食べるまでを楽しむことがモットー

能登町『海樹』のバチコン釣行 | 浮いたアジはレンジ攻略がポイント!

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近年盛り上がりを見せるバチコンアジング(バーチカルコンタクトの略)。北陸においては、能登半島も有名なスポットの一つです。その中でも、能登島の北部に位置する穴水湾は有名ですね。今回の釣行は穴水湾ではなく、湾から富山湾側に出た海域でバチコンアジングに行ってきました。

能登の穴水町から30分ほど車を走らせた能登町鵜川で遊漁を営んでいる『海樹』に今回はお世話になりました。能登半島地震前には何度か乗船したことがあったのですが、震災後は初の釣行です。

能登町鵜川より出船している海樹

今回は『海樹』でのバチコンアジングの釣行について、その時の状況や攻略方法を交えながらお伝えしたいと思います。

目次

能登町『海樹』のバチコンアジングについて

能登町のバチコンアジングはポテンシャル高し

能登の中でもバチコンアジングで有名なのは穴水湾で複数の遊漁船がありますが、今回は穴水湾から外に出た能登町でのバチコンアジングです。能登町よりバチコンアジングで出船している船はあまり多くないですが、能登町はおかっぱりからのアジも良く釣れると有名なエリアです。

今回お世話になった『海樹』が釣りに行くポイントも非常にポテンシャルの高いところで、良い時期になれば、40cm超えのギガアジのみならず50cm近いアジも釣れるとのことです。

実際に数年前に初めて『海樹』に乗った際は同行者が45cm超えのアジを釣り上げていました。型も良く、状況によっては数もたくさん釣れるので、良い場所なのだと思います。

今シーズンの『海樹』のバチコンアジングの状況と最近の近況

今年は早くからアジが好調であったようです。例年だと5月頃から良型のアジが釣れているイメージがありますが、今年は4月から好調だった模様。その状況は多少の波はあれど6月まで続いていたようです。

40cmオーバーのギガアジも多数出ていたそうなので、状況としてはかなり良かったのではないでしょうか。

7月になってからはギガアジクラスも釣れていますが、産卵期真っ只中ということもあり、釣果には波があるようでした。

釣行当日の海況

能登の夕日を眺めながら海樹でのバチコンアジング開始!

釣行当日の海況は以下です。

  • 釣行日:2026年7月20日
  • 天気:晴れ
  • 潮汐:中潮
  • 時間帯:19時出船~23時納竿

天気は良かったものの、無風で非常に暑い中での釣り開始でした。ナイトが中心の釣りとはいえ、暑さ対策は十分にする必要がありそうです。

この日は潮が速く流れており、仕掛けがやや流され気味の状況でした。最大で12号のおもりを使用しましたが、それでもラインが斜めになり流されました。穴水湾内は潮の流れが比較的緩いことが多いですが、湾の外に出ると多少は流れが出来やすいのかもしれませんね。重めのおもりまで準備することも必要かと思います。

水深は約34mでした。穴水湾を含めて能登周辺のバチコンアジングは30m前後であることが多いですね。

仕掛けの選択について

アジのレンジが定まらない時は天秤仕掛けで棚を探る

辺りが暗くなり、集魚灯を付けてしばらくたった頃、ようやく魚が入ってきたようで魚探にも映りはじめました。しかし、魚のいるレンジ(深さ)は安定していないようす。

こんな時は天秤仕掛けでも有効になります。

誘い上げの探り方が基本となるので、マッチするのです。

ボトムに着底したら、チョンチョンと巻きながらの誘いを入れてあげた後にストップを入れる。

この探り方で反応を得ることが出来ました。ただ、この日は食い込みが悪くバラしも多発しました。

魚が集まってきたら逆ダン仕掛け

魚が集まってきたら逆ダン仕掛けが良く釣れていました。逆ダン仕掛けはメインラインにジグヘッドを結びつけ、枝となるラインにオモリを結びつけます。

特にボトムを狙う際にはジグヘッドのみの重さでジグ単のように落としていけるので、この海域の中でも最も有効なリグになります。

船中でもバラシは多かったですが、逆ダン仕掛けで釣り方をアジャストさせれば、コンスタントに反応が得られていました。

試行錯誤の末、軽く仕掛けをキャストして魚を絞り出す

バチコンをやる上で、前方に軽く仕掛けを投げて探ることも有効です。

斜めに探ることで、アジがバイトするゾーンに長くリグを留まらせられます。特にレンジがシビアである状況下で有効な釣り方なのです。

今回は下から投げてボトムに着底する前にリールのベールを返し、テンションフォールで探っていきます。この時、仕掛けは斜めに落ちていくので一定のレンジに留まる時間が少し長くできます

能登町海樹のバチコンでやっとの思いで釣れたアジ

仕掛けが着底するかどうかのタイミングでバイトが出て、一匹を絞り出すことが出来ました。

真下に落とすだけでなく、前方に軽くキャストして釣ることも織り交ぜながら釣ると良いです。この時、キャストはアンダーキャストが前提で周りの釣り人に当たらないよう十分な注意が必要です。

レンジを制し、連発へ

この日は再現性がなく、なかなか難しい状況が続いていました。水深34mに対して、20mよりも深いレンジを中心に探っていました。魚探で魚の濃いレンジが20~25mと30m以深だったためです。ただし、魚が濃いレンジを探ってもアタリがあまりなかったのも事実です。

そんな中、同船者の方が水深15mで連発し始めました。船長曰く、このレンジは魚探には魚があまり映っていなかったとのことでしたが、少なからず食い気のある魚がいたのでしょう。

これをヒントにレンジ攻略がかなりシビアなようなのでタックルを変えてみることにしました。

マーカー付きのラインの重要性

恐らく1m単位でレンジを合わせないとなかなかバイトに繋がらないと仮定すると、今のタックルでそれが出来ていないと考えました。

単一色ラインでの“感覚頼りの釣り”はNG?

これまではバチコン専用ロッドのスピニングタックルを使用していたのですが、ラインが単一色で実際にどのレンジにリグがあるか感覚頼りだったためです。基本的に底からの巻き数や表層からのカウントでレンジを合わせるしかありませんでした。

今の状況下だと、レンジがシビアであることが予想されるので、感覚頼りだと、少しのズレでも釣果に影響するのではと考えました。

そこで、もう一本持ってきていたベイトタックルに変更してみます。お遊び用に持ってきたタックルなのでバチコン専用のタックルではありませんが、1mごとにマーカーが付いているラインが装備されています。

そして、結果はすぐに出ました。タックルを変えてきっちりと15mのレンジに合わせると、すぐにバイト!

1mごとのマーカー付きラインのタックルに変えてアジ追加!

やはりレンジが重要だったようです。

その後も、レンジさえ合えばすぐにアタリが出て、コンスタントに魚を掛けることが出来ました。

思い思いのタックルで楽しめるバチコンアジング

G-TECのベイトフィネスロッドで楽しむバチコンアジング

今回の釣行で使用したタックルの一つがG-TECのXrosSensitive XSC-59ST-pro(Dear Slow)にカルカッタコンクエストのベイトフィネスモデルです。バチコン専用タックルではありませんが、ロッド自体何でもロッドの位置づけで実際にバチコンに使用されたという話もあったため、使用してみました。

アタリは捉えられて、魚を掛けると良く曲がりファイトを楽しむことが出来ます。かといって、パワーが弱すぎる訳ではなく、ロッドの曲がりの反発で寄せてくることができます。専用に比べたら、魚を上げるまでは時間掛かりますが、30~40cmとこの海域のアベレージサイズなら十分使えるレベルですね。ロッドが曲がるのでバラシにくいというのもメリットとしてありそうです。

6インチワームで試したら最大サイズがヒット

ロッドの他、さらにお遊びとして使ってみたかったワームを投入してみました。

アジングのロングワーム『ロンロン6インチ』

Go-phishのアジング用ロングワーム『ロンロン6インチ』です。

アジングに使用されるワームの標準は2~3インチですが、その倍以上ある6インチのワームです。

私的にバチコンアジングは数が釣れる状況が多いのでこういったお遊び的なネタも持っていくとさらに楽しめると思っています。

ただのお遊びではなく、実際に釣れてしまうのがバチコンアジングの面白いところです。

6インチのワームでアジがヒット!

30cm後半サイズの今日イチサイズを釣り上げることが出来ました。

アジから6インチのワームが垂れ下がっているのがうどんをすすっているみたいですね。

ロングワームは魚へのアピール力が高いことが魅力です。魚がいち早くワームを見つけて食ってくれるのもロングワームの魅力だと思います。

能登町『海樹』でのバチコンアジングの最大サイズは6インチワームでヒットした

今回の釣行まとめ

震災以降、久しぶりに乗船した能登町鵜川の『海樹』。

この海域のアジは産卵シーズン真っ只中でちょうど食いが悪くなるタイミングと重なっており、苦戦を強いられた状況ではありましたが、その中でも楽しむことが出来ました。

能登町『海樹』でのバチコンアジングの釣果

難しい状況で色々試すからこそ得られるものがある

難しい状況だからこそ色々試行錯誤する絶好の機会になります。イージーな状況下でも様々なリグやワームを試す機会になりますが、結局どんな釣り方でも釣果が出てしまうことが多いので、思っているよりも良い検証が出来ないことが多いです。しかし、厳しい状況下では少しの違いで釣果が変わってきたりするので、ステップアップして引き出しを増やすための良い機会となります。

今回は下記の気づきがありました。

今回の釣行での気づき
  • レンジを探す釣りにはマーカー付きのラインが必須
  • 魚探に魚が濃く映るレンジ=最適とは限らない
  • 6インチのワームでも十分釣果は出せる

レンジの重要性

特にレンジを合わせるためにマーカー付きのラインを使うことはとても重要だと感じました。魚がボトム付近中心にいる状況なら問題ないかもしれませんが、表層からボトムまで散らばっている状況では、当たりのレンジを探すことが重要となります。その時に少しでも感覚の要素をなくすための工夫や準備は釣果に直結すると感じました。

ロングワームの可能性

今回の釣行では、ロングワームも釣果は十分出すことが出来ることを身をもって体感することが出来ました。

大きいワームのメリットは、魚に見つけてもらいやすい点だと思います。大きいワームは針掛かりが悪いというイメージを持たれる方が多いと思いますが、魚はワームのサイズを認識していることが多く、大きなワームほど強く吸い込む傾向があると考えています。

そのため、デカいから掛かりにくいというのは必ずしもそうではないのではと思います。さすがにボリュームあるワームだと口に入りきらないので掛かるかどうかは確率論になると思いますが、ある程度細身なら長くとも吸い込んでくれることが多いですね。

こんな感じで気づきも多い釣行となりました。とてもポテンシャル高く遊漁船としてもおススメできる船なので、また改めて挑戦してみたいと思います。

使用タックル

能登町のバチコンアジングで使用したスピニングタックル

タックル①

ロッド

・BLACK STAR BOAT S64UL-S バーチカルセンサー

 メーカー:ゼスタ

 許容負荷:~60g

リール

・18ステラ 1000SSSDH

 メーカー:シマノ

ライン

・アーマード F+ pro アジ・メバル 0.2号

 メーカー:デュエル

リーダー

・FLUORO SHOCK LEADER 6lb(1.2号)

 メーカー:ヤマトヨテグス 

ジグヘッド

・アトムヘッド 0.5g

 メーカー:ジャングルジム

ワーム

・ジャミング 2.8インチ

 メーカー:マグバイト

 カラー:レモンチャートグロー

・イージーシェイカー 2.5インチ

 メーカー:ケイテック

 カラー:くまジャケビールUV

オモリ

・8~12号

タックル②

能登町のバチコンアジングで使用したベイトタックル
ロッド

・XrosSensitive XSC-59ST-pro Dear Slow

 メーカー:G-TEC

リール

・23カルカッタコンクエスト BFS HG LEFT

 メーカー:シマノ

ライン

・リアルデシテックス 0.5号

 メーカー:YGK

リーダー

・FLUORO SHOCK LEADER 6lb(1.5号)

 メーカー:ヤマトヨテグス 

ジグヘッド

・自作タングステンジグヘッド 0.2g

 フック:レンジクロスフック(メーカー:土肥富)

ワーム

・ジャミング 2.8インチ

 メーカー:マグバイト

 カラー:レモンチャートグロー、メロンクリームソーダ

・ロンロン 6インチ

 メーカー:Go-Phish

 カラー:ソリッドイエロー

・8~12号

最後までお読みいただきありがとうございました。能登のバチコンアジング、アオリイカのティップランが始まる9月前半までは多くの遊漁船がアジ便を出しています。もうしばらく楽しめると思いますので挑戦してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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