2026年春、富山のアジは上向きの状況にあります。春先は一年の中でも最もサイズ、数ともに出しやすい時期で40cm超えも出現します。ただし、簡単に40cm超えを狙えるかというと、実際はそうでもなく、タイミングや釣り方を合わせる必要があります。アジングにも様々なメソッドがある中でも、良型のアジを釣るうえで有効である『フロートアジング』。
フロートアジングする上で、流れのあるポイントを攻めたり、水深のあるポイントではなかなか難しいと感じたことはありませんか?今回は流れのあるポイントをフロートアジングで攻略し、40cmオーバーのアジを含めて釣果を上げたメソッドやタックルを中心にご紹介したいと思います。
本記事で紹介する内容は下記です。
- 2026年4月の富山アジングの近況
- 流れがあるポイントでのフロートアジングタックルの選択
- 流れがあるポイントでのフロートアジングの探り方
2026年4月の富山のアジの近況と実釣日の状況
2026年春の富山アジングの状況
富山のアジは暖かくなるにつれて状況が上向きの傾向です。3月はアジの寄り方がまだあまり良い状況ではなく、少し沖目にはいるが、なかなかショアラインで釣れるタイミングが限定されている状況でした。4月に入ると、釣れるポイントも広範囲になってきており、いよいよベストシーズンに突入してきた状況です。
ただし、状況によってはジグ単で釣れる日もあれば、ジグ単ではなかなか届かない距離を回遊していることも多いのが現状です。このような状況では、『フロートリグ』が効果を発揮します。

本記事では、流れがあるポイントでの攻略法を中心に『フロートアジング』の釣り方をご紹介します。富山におけるフロートリグでの釣り方は下記記事も参考にしてみてください。

釣行日の海況とポイント選択
釣行日の海況は下記です。
- 釣行日:2026年4月16日 22時~23時半
- 潮汐:中潮
- 天気:雨
当日はあいにくの雨でしたが、アジングする上では個人的には恵みの雨だと思っています。程度にもよりますが雨が降ると、川から豊富な栄養分が流れ出し、ベイトが集まってくると思います。その濁りが入るとアジも釣れやすくなると感じているからです。
また、雨により人が少ないというのもメリットです。アジングにおいては、ピンスポットに魚が溜まっており、立ち位置によって釣果が左右されることもしばしばあります。そのため、魚が溜まりやすい一級スポットに立てる確率が高いというのも雨の日は釣果を出しやすいということに繋がると思います。
フロートの沈下速度を調整した流れがあるポイントの攻略法
流れがある時のフロートリグの選択
今回狙うのはジグ単では届かない沖目のテトラ帯が絡むポイント。流れがあるポイントなのでそのテトラ周りに流れのヨレが発生します。そういったところに餌となるベイトが溜まりやすいスポットができるため、アジも周辺を回遊してきます。私のフロートアジングは、基本的にシンキングタイプのフロートを使用し、ジグ単同様にレンジを刻んで攻めることを意識した釣り方になります。
今回は流れがあるので、フロートはアルカジックジャパンのシャローフリークエクスパンダのダイブ。デフォルトのシンカーから、エクスパンダ専用のシンキングバランサーをより沈下速度の速いものへ変更して流され過ぎないように対応します。

フロートアジングで私がメインで使用するジグヘッドのウェイトは0.8gですが、今回は1.5g前後を装着。ジグヘッド側も流され過ぎないように重めのセッティングにします。この時、なるべくジグヘッド先行で沈下するウェイトを選ぶことで、ライントラブルを軽減することができます。
釣りを開始してしばらくは流れ方を確認しながら、レンジを変更し、魚のいるところを探していきます。フロートの下のジグヘッドは1~2gの間で変更しながら調整をしましたが、2gだと沈下速度が速いイメージがあったので、この日は1.5gに落ち着きました。
流れのヨレへレンジを刻んで攻略
今回は、フロートリグ自体の沈下速度を速めて流れのあるポイントを攻略します。
狙いドコロとしては、
テトラ際の流れにヨレができるスポット
ここにピンでリグを投入し、魚の反応を探ります。
テトラ際のピンスポットにキャストが決まり、カウントを15秒ほどとってからゆっくりとリトリーブすると、この日初のバイト。

最初に釣れたのは30cm半ばのアジでした。沖目でヒットしたので上げるまでに時間がかかり、外れないかヒヤヒヤしながらも、スリリングなやり取りを楽しめますね。
流れの中にリグを入れてギガアジ含む良型が連発⁉
やはりテトラ周りの流れがヨレるスポットに魚が溜まっているようなので、同じスポットを中心にキャストを繰り返すことで、次の1匹を狙っていきます。

しばらくしてバイトがあり、追加。
流れにヨレが発生するポイントというのは、流れが巻くのでベイトが溜まりやすいスポットになります。
そのため、同じ場所に魚が何度も回遊してきたり、居座っていたりするんですね。
さらに釣り続けると本釣行で一番の魚がヒット!

アジのサイズが上がると「ギューン」と強い走りを見せてくれるのが面白いですね。
最後に釣れたのは40cmを超えるギガアジ。
今年も富山湾のギガアジを無事にキャッチすることが出来ました。
釣果は4匹でしたが、ギガアジ混じりでアベレージサイズが良く、春のハイシーズンらしい釣果となりました。

今回の釣行のまとめ
今回の釣行では、フロートリグを使用して、流れのあるポイントを攻略し、40cmを超えるギガアジを含め釣果を出すことができました。これぞ春の富山湾という釣果ですね。

その中で、ただフロートリグを投げれば釣れる訳ではなく、流れの中ではリグをしっかりと海中に入れられるセッティングが重要となります。
本釣行でのリグのセッティングやアプローチ方法のポイントについて下記にまとめます。
- シャローフリーク エクスパンダのシンカー調整でリグを海中に入れる
- ジグヘッドをある程度重たくする(1~2g程度)ことでライントラブルが軽減する
- テトラ脇の流れのヨレにアジが居着いている
一番のポイントはリグのセッティングです。あらかじめリグが沈下する様子を確認しながら、その時の状況に合わせて沈下速度を調整することが大事です。動きを事前確認することと、海中での操作イメージをしながら釣ること、この2つを意識すると釣果アップに繋がると思います。
季節柄のベイトであるホタルイカも出現していた
今回のアジはコンディションが素晴らしかった印象。
それはなぜだろう?と思いながらも捌いてみると、あのベイトが入っていました。
そう、ホタルイカです。
ホタルイカ自体は実釣時には目視できませんでしたが、フロートを投げた先の沖目には少し入ってきたのかもしれませんね。もう少し遅い時間まで粘っていればホタルイカを意識した個体が増えてもっと良い思いが出来たのかもしれません。

また一部のアジには白子が入っており、産卵を意識した魚も出てきているようです。産卵期は、特に白子の入っている個体は身の質が良く、美味しいものが多いと感じます。逆に抱卵個体は卵に栄養分が行ってしまうのか、やや身の質が落ちる傾向にあるように思います。
これから5~6月にかけて、産卵シーズンのピークを迎え、最もデカいアジが数釣れる時期となります。足場の良いファミリー向けの釣り場やサーフでもデカいアジが釣れる場所が多々あります。また、フロートはアジの寄りが悪い時でも釣果を出しやすくなるアイテムです。富山でしっかりと釣果を出していきたいのであれば必須のアイテムになります。ジグ単、フロートを使い分けながら春のデカアジングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
使用タックル

ロッド
・22コルトプロトタイプ 782ML-HS
メーカー:オリムピック
ルアー許容範囲:~20g
リール
・16セルテート 2004
メーカー:グローブライド
ライン
・アーマード F+ pro アジ・メバル 0.4号
メーカー:デュエル
リーダー
・BLACK STREAM 2号
メーカー:サンライン
フロート
・シャローフリーク エクスパンダD + シンキングバランサー1.8g
メーカー:アルカジックジャパン
・飛バッシュ!MAXBET D + シンキングバランサー1.8g
メーカー:ジャングルジム
ジグヘッド
・自作タングステンジグヘッド 1.5g
フック:レンジクロスフック
メーカー:土肥富
ワーム
・イージーシェイカー 3インチ
メーカー:ケイテック
カラー:くまジャケチャートUV
最後までお読みいただきありがとうございました。春のデカアジングまだまだシーズンは続きます。更なるサイズアップを目指して釣行を続けたいと思います。
