昼間の12時、ど日中でも30cmをゆうに超えるアジが釣れる釣り場が新潟県に存在することを皆さんは知っていますか?本記事では、新潟県、某有料防波堤でのデイアジングの魅力についてご紹介したいと思います。
直江津港第3東防波堤とは
新潟県上越市、直江津港に存在するのが、『直江津港東第3防波堤(通称、直江津ハッピー)』です。この釣り場はNPO法人ハッピーフィッシングによって解放されている釣り場で、新潟県には、新潟東港と直江津港の2か所の釣り場があります。今回ご紹介するのは直江津港の釣り場になります。この釣り場は以下の期間に有料で開放されている釣り場です。
・解放期間:3/1~10/31 ※悪天候時は閉鎖
・入場料:1,500円/日

この釣り場は、全長660mの防波堤で釣りができるのはそのうちの先端から460mになります。水深は、どの場所でも水深10mを超えます。足元で約12m、キャストした先で約15mほどです。水深が深く、潮通しも抜群に良い防波堤であることから、アジ、マダイをはじめとして様々な魚が釣れ、新潟県随一のポテンシャルをもっています。『直江津港第3東防波堤』でも特に人気の高い魚種であるのがアジです。ここで釣れるアジは30cmを超える尺アジは当たり前。ギガアジと呼ばれる40cm超えのアジも珍しくない、そんな防波堤です。これだけのポテンシャルを持つ場所なので、県外の釣り客も多く、メディアでも多く紹介されています。
デイアジングに最適なシーズン
この釣り場では、周年アジが釣れますが、中でもよく釣れるのが春先です。特に解放直後の3~5月がおすすめです。この時期は餌釣り、ルアー釣り含めて、アジ狙いの方が8~9割以上を占めるくらいにアジ釣りが盛んなのです。

タックル&釣り方
『直江津港第3東防波堤』のアジは基本的に底付近にいることが多いです。そのため、10m以上の水深の底付近を探ることができる釣り方をすることが釣果UPの秘訣です。今回は『ジグ単で狙う場合』と『キャロやフロートなどの飛び道具を使って狙う場合』の2パターンについてご紹介します。
ジグ単で狙う場合
ジグ単で釣る場合は、ジグヘッドを3g程度を基準として、5g程度まで投げられるタックルを揃えるのがベストです。タックルのスペックとしておすすめなのは下記です。
- ロッド:5g程度までキャスト可能なアジングロッド
- リール:1000~2000番
- ライン:PE ~0.3号、エステル0.4号以上
- ジグヘッド:2~5g ※3gがが基準
- ワーム:3インチ前後
私は5gまで投げられるアジングロッドを使用しています。ラインはPE0.2号。尺超えであっても主導権を握られず、ドラグはあまり出さずにロッドしっかり曲げ、魚をいなしながら寄せられるタックルを選択しています。
ジグ単での釣りはいかに自然にアジの群れの中にリグを落とせるかが重要です。この釣り場は非常に餌釣り師が多く、コマセにアジが付いていることが多いです。アジの群れは底付近を回遊しているため、餌師も棚を底付近に設定していることがほとんど。そのため、コマセが効いてるのも底近くになります。
このようなことから、ジグヘッドで釣る場合はじんわりとコマセに馴染ませながら落とすイメージで釣る必要があります。
アクションとしては、ボトムに落ちる直前までフリーで落とし、ベールを戻して、テンションフォールで落としていくか、ロッドを送りながら張らず緩めずのテンションでボトムまで落とす。逆に、ボトムまで落としてゆっくりと巻きの動作で釣るなどが効果的です。特に、張らず緩めずのテンションでリグを落とす方法は私も多用しており、実績が高いです。
ボトム付近をゆっくりと探るのが基本ですが、基本的に3gなどの重ためのジグヘッドが主流となる釣り場。そのため、ボリュームがあるワームを使用することで、抵抗を増やして沈下速度を抑えるというのも手です。

ベイトが入ってきてそれにアジが付けば浮いてくることもありますので、状況次第でレンジを変えながら探ると良いです。また、夕まずめもアジは浮き気味になるので、その時も底だけでなく広く探ると釣果UPに繋がります。
釣れるサイズのアベレージは尺超えが普通。サイズがかなり大きいため、ロッドやラインはアジングの中では強めのセッティングとした方が良いと思います。隣の釣り人との距離も近いため、ライントラブルを防ぐという意味でも細糸でドラグを出しながらやり取りするというよりは、40cmが来てもある程度強引に寄せられるセッティングをおすすめします。
飛び道具を使う場合(キャロ、フロート等)
キャロやフロート等の飛び道具を使うことも有効です。ただし、飛び道具を使用する際も基本的にはボトムメインで狙う釣りになります。そのため、フロートを使用する場合は沈下速度の速いものを使用する必要があります。タックルは下記が推奨です。
- ロッド:10~20g程度キャスト可能な8フィート前後のアジングロッド
- リール:2000~2500番
- ライン:PE 0.4号~0.6号
- フロート、キャロ:10g前後が基準
- ジグヘッド:~2g程度
飛び道具を使用するときはこんな時です。
アジが手前に寄ってなく、餌師が遠投して釣れている場合
この釣り場では、遠投しているウキサビキやカゴ釣りの方が連発しているのを良く目にします。そのような状況ではジグ単では飛距離が足りないことがほとんど。
この時に飛び道具を使うことで釣れているスポットまで届かせることが出来ます。また、『直江津港第3東防波堤』で何度も釣りした印象ですが、手前はサバが多く、沖にはアジがいる状況が多いような気がしてます。そのため、遠投して探ることは有効な状況が多いと感じています。
また、遠投するために、重たいジグヘッドを使用することで届く場合もあります。しかし、沈下速度が速くなってしまうことが難点。そこでフロート(沈下するスペック)を使用することが沈下速度を抑えつつも狙うことが出来るのでおすすめです。ただし、フロートを使用する際は、シャローフリークのスーパーダイブなどの沈下速度の速いものでないとボトムを攻められません。逆に、キャロを使用して底まで沈めてからゆっくりリトリーブで食わせるというのも手です。風、潮流など様々な状況があると思いますので、厳しい条件下ではキャロ、それ以外ではフロートを選択されると良いと思います。

アジングで狙うときのポイントをおさらい
それでは、『直江津港第3東防波堤』でのアジングについて釣り方のおさらいとしてポイントを下記にまとめました。
- 基本はボトム~ボトム少し上狙い
- アジの釣れている位置までキャスト可能なリグを活用!
- ロッドやラインは強気のセッティングで!
ただし、楽しみ方は人それぞれです。上記のタックルセッティングや釣り方はほんの一部であると思ってください。釣り場の都合上、なるべく隣の方とライントラブルにならないような範囲でのタックルセッティングであることは必要ですが、思い思いの釣り方で『直江津港第3東防波堤』のアジングを堪能してもらえればと思います。
釣りする際の注意点
周りの釣り人とコミュニケーションを
基本的にこの釣り場は混雑しますので、隣の釣り人との距離が近い場合が多いです。お互いに気持ちよく釣りするためにも、後から入ってきた場合は入っても大丈夫かどうか確認するなどコミュニケーションをとりながら釣りをしましょう。
防波堤のルールは事前に確認を
管理されている釣り場なので、ルールがあります。ライフジャケットの着用はもちろんのことですが、近くの火力発電所に絡んだ、この防波堤独特のルールもありますので、事前にホームページで確認し、理解した上で釣行をしましょう。一例ですが、直江津ハッピーで気を付けなければいけないルールを抜粋しておきます。
- 火力発電所方面を映した写真、動画撮影は厳禁
- 全面禁煙、火気厳禁
- 漁船や作業船を妨げる行為は厳禁
他にもありますが、よく確認の上、利用をしましょう。
直江津港第3東防波堤のポテンシャルを体感しよう
いかがでしょうか。日中にデカいアジが釣れる釣り場『直江津港第3東防波堤』。ポテンシャルの高い釣り場ですが、アジングで狙うとなると、正直なところ餌釣りに比べると何十匹も釣れるような状況はあまりないのが現実です。ただし、日中に尺アジからギガアジまで釣れるのは魅力的。一匹一匹絞り出しながら釣るこのポイントはアジングの奥深さを感じることができると思います。パターンを掴んで立て続けに釣れることもあれば、隣の餌師は爆釣なのにアジングしている自分には全然ヒットしないなんてことも時にはあります。そんな釣り場ですが、アジングの楽しさ、面白さを十分感じることが出来る釣り場、足場が良くお手軽に釣りができる場所だと思いますので、ぜひ挑戦をしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんもぜひ『直江津港第3東防波堤』のポテンシャルを体感してみてくださいね。下記の釣行記録には、より当日の釣り方やメソッドについても詳しく記載しています。そちらもぜひご覧ください。

